高齢化が進むにつれて、医師や看護師たちの人材不足が騒がれているが、そんな中で特に人材が不足しているのは、産婦人科や小児科のようにこれからの人材を支える人達の医療制度が特に深刻な影響を受けている。
特に小児科は、医療事故などの裁判も多く、その割りに他の診療科と比較すると医師の診療による保険制度の点数が低く、大学を卒業した医師たちが小児科を敬遠する傾向にあると聞きます。
また、看護師においては、資格を目指す学生のうちは、小児科に進みたいと言う希望が多くありますが、実際に看護師試験に合格して、様々な先輩達の意見を聞くと、過保護な親の対応などから小児科を敬遠する看護師が増えているようです。
しかし、今後少子化により新しく医師免許を取得する医師の数は自ずと減少し、高齢で退職する医師の数を補えなくなることは必然です。
現在、診療科によっては、医師の診察が必要と思われない行為がたくさんあり、特に整形外科などの医師は、充分に足りていると思います。
看護師については、現状の看護師試験における受験資格制度を開放すれば、一般社会人からの転職者を増やすことが可能ですが、肝心の医師については、今後の少ない人材の中での配分を考えていかなければならないでしょう。
現在の社会の動きは、少子化の動きが更に加速する可能性があらゆる統計から示唆されており、若者の交際相手がいない統計もそのひとつです。
企業の株価が上がることより、若い人達が安心して子育てできる社会が望まれます。
小児科の医師や看護師が減っていても、小児科専門の看護師を目指す人もいるようです。(参考URL:http://xn--d5qq4xcb48nx13cba8077aca332u.net)
こういった志を持った看護師がもっと増えてくれると良いですね。